【ソムリエ伝授】これを見たらあなたもソムリエ!?食事とワインの合わせ方〜基礎編②〜

ソムリエ

こんにちは!
早速ですが、皆様は料理とワインを合わせる際にこんな発想はお持ちではないですか?
『肉には赤ワイン、魚には白ワインで決まりでしょ!』

僕もソムリエの勉強を始めるまではこの考えで合わせていましたし、
これも間違いではありません!合います!!!

しかし、であっても赤ワインのほうが合う場合
そして、肉であっても白ワインのほうが合う場合があります!
今回は、前回の「食事の色による合わせ方」と「味付けやソース」によるマリアージュの方法に引き続き第2段ということで別の角度から、食事とワインの合わせ方についてご紹介致します。
一回目の方法とこちらの記事をご覧いただいた方は、
食事とワインを合わせる『コツ』を掴めるはずです!
そして、ソムリエと同じ発想で合うワインをチョイス出来るようになります!

色々な食事とワインの合わせ方を組み合わせていく事で
より最高のペアリングを楽しめます!
是非、最後までお楽しみいただけると幸いです!

Let’s ソムリエ🍷

料理とワインの格を合わせる

料理は大きく分けると家庭料理、郷土料理、高級料理の3つに分けられると言われています。
家庭料理のような日々の食卓には2,000円以下のデイリーワイン
より良い素材、手間をかけた、おもてなしの料理には2,000円以上のプレミアムワイン
レストランで供されるプロの手による贅沢な料理にはさらに上のクラスのワインを選びます。
これは結構、的を射ていて、格が違うと合わないということはないですが、
料理が勝ちすぎてしまったり、逆にワインが勝ちすぎてしまうと
どこかギクシャクした印象になってしまいます。

なので、食事とワインの格を合わせることも組み合わせを考える上で1つの『KEY』です

料理とワインの国や地方を合わせる

こちらは非常にシンプルですが、
ワインのぶどうが育った国や産地と食材や食事の産地を合わせるという技法
同じ土壌や同じ気候で育った者同士は風味が似たニュアンスがあったりで
不思議と非常に寄り添い、安定感のある組み合わせです
ここで例を2つご紹介致します!

フランスのプロヴァンス地方はロゼワインで有名
そしてここの郷土料理は、ブイヤベース(魚介類をトマトベースで煮込んだスープ)
ロゼワイン✖ブイヤベースは最高の組み合わせ

日本の和食では醤油をつかった料理が多いですよね!
また、日本で生まれた黒ブドウの代表である「マスカット・べーリーA」
醤油を使った和食✖マスカット・べーリーAも旨味を際立てる組み合わせ


このようにワインの産地✖食事の産地を合わせることで
お互いに引き立て合う組み合わせを見つける事が出来るのです🍷

食事とワインの対象的なものを合わせる

こちらは塩気の強い料理に甘口ワインや複雑な風味の料理にフルーティーなワインのように
料理とは相反する味、風味のワインを合わせる方法です!
万人にハマるような方法ではないですが、非常に面白い方法での合わせ方です!

例えば、1つ目のパターンで考えると
ブルーチーズ甘口ワインの組み合わせ
ブルーチーズの強い塩味とワインの甘みが絶妙なコントラスト
甘口ワインは貴腐ワインやポートワイン、シェリー酒がおすすめです

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2つ目のパターンだと
カレー✖フルーティーなワインの組み合わせ
カレーのスパイスとワインのフルーティーな味わいがマッチ
個人的にはゲビュルツトラミネール(白ワイン)がおすすめです!
こちらの品種はライチの香りがあることが有名で、
更にコリアンダーシード、ホワイトペッパーなど白っぽいスパイスの香りもあります。
そういったスパイスが使われるカレーとの相性はベリーグッド!

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口中調味での合わせ方

こちらの方法は料理の足りない味やニュアンスをワインで補う方法です!
イメージとしては刺し身をそのまま食べるのではなく、
お醤油や塩、すだちなどにつけて食べる感覚です!

例えば、フグでやってみましょう!
ふぐはミネラルが豊富で刺し身でも鍋でも唐揚げでも美味しいですよね!

てっさ(刺し身)✖リースリング(白ワイン)の場合
→リースリングは酸味が豊かでと柑橘系やハーブ系の香りがあります
そこでポン酢につけててっさを食べた後にポン酢に柑橘系のニュアンスをプラスし
ハーブ系のニュアンスは薬味の要素をプラスします!

ふぐの唐揚げ✖シャンパンの場合
→シャンパンはアミノ酸が豊かでかつ果実感も豊富で飲んだ後の爽快感があります
そこで塩をつけて唐揚げを食べたあとシャンパンによって旨味成分が増し更には柑橘系のニュアンスで口内が爽やかになります!
そして、シャンパンの爽快感で後味もスッキリし常に口内がリフレッシュされた状態になります

てっちり✖赤ワイン(ピノ・ノワール)の場合
→ピノ・ノワールの赤は酸味が豊かでミネラル感もしっかりあります
※出来たら暖かい地方のものは果実感が強いため冷たい地域のものを推奨
そこで、てっちりに塩をつけて食べてピノ・ノワールを流し込むとポン酢をつけるようなニュアンスを楽しむことが出来ます

このようにワインの特徴や強みの部分を料理の足りない部分を補うように、
もしくは、ワインを合わせやすくするために
あえてワインが入る余白を残して料理を作る
シェフなどもいます!
是非参考にしてみて下さい!

今回は食事とワインの合わせ方第2段をご紹介させていただきました。
様々な方法を掛け合わせる事で更に合うワインを選ぶことが出来ます!
是非、色々実践していただけると嬉しいです🍷

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