こんにちは!
お刺身と冷酒、寄せ鍋に熱燗等日本酒と美味しい食事をする事で
日本人に生まれて良かったと思う方も多いのではないでしょうか!
ただ、日本酒にもかなり種類がある為、種類毎ごとにどんな特徴があり
どんな食事に合わせたらいいか迷う方もいらっしゃると思います!
今回は日本人ならしておきたい日本酒の基礎知識と
大きく分けた種類ごとの特徴と日本酒と合う食事についてご紹介します!
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日本酒とは

日本酒とは、日本特有の製法で作られたお酒です
主原料は米と麹、水でこの原料を発酵させてつくる醸造酒(アルコール22度未満)です
主原料を発酵させ、『濾したもの』で日本酒の約8割が水でできています
この日本酒ですが大きく分けると3種類に分類ができますので各それぞれの特徴をご紹介致します!
吟醸酒について
吟醸酒に分類される日本酒の条件は2つ
①「精米歩合60%以下に精米した米、米麹、水や醸造アルコールを原料に、吟醸造りという製法で造られていること」
②「固有の香味と色沢が良好であること」
上記の「精米歩合60%以下」というのは、お米を40%以上磨いたということです。
※精米歩合とは、お米をどれだけ磨いているかを表す数値。
米を磨く理由は、日本酒造りにおける米の表層部分は雑味の原因とされているからです。
要するに、磨いて中心に行くほど雑味が少ないのです
また、手間をかけて磨いたお米を、低温でじっくり発酵させる製法を「吟醸造り」と呼びます。
吟醸酒は、華やかなでフルーティーな香りと、スッキリとした軽快で爽やかな飲み口が特徴です
吟醸酒は、飲み口がすっきりと軽快な事から味が濃い料理と合わせるよりは、
素材の味を生かしたような料理と楽しむことがオススメです
合わせる食事例:浅利や蛤の酒蒸し、白身魚の刺身、山菜のおひたしや天ぷら、魚の塩焼き、カルパッチョ等
純米酒について
純米酒に分類される条件は、「米や米麹、および水を原料にして造られた日本酒」
要するに、日本酒作りの中ででアルコールが一切添加されていない日本酒
※お米だけで造られた日本酒
純米酒は、お米だけで作られているため、
口に含むとお米の甘い香りやふくよかな香りを感じる事ができ、
味わいはお米の旨味を深く感じることが出来ます
お米を楽しむような感覚からご飯と合わせるようなしっかりと味付けしたような食事や
バターなどのこってりとした食事楽しむことがおすすめです
合わせる食事例:煮物や魚の煮付け、すき焼き、グラタンやシチューなどのクリーム系、タレの焼き鳥、酒盗、お肉料理等
本醸造酒について
本醸造酒に分類される条件は2つ
①「精米歩合70%以下の米や米麹、および醸造アルコールや水を原料にして造った日本酒」
②「香味や色沢が良好のもの」
また、添加できる醸造アルコールの量は、
使用する米の重量10%までと決められています。
※精米歩合が60%以下、もしくは特別な醸造方法の場合は、「特別本醸造酒」に分類されます
本醸造酒は、吟醸酒よりも全般的に香りが抑えられていて、シンプルな味わい
最大の特徴は、すっきりとした辛口
本醸造酒に添加される醸造アルコールそのものは非常に辛口なので、
醸造アルコールが添加された本醸造酒も、辛口な味わいに仕上がります。
米の旨味をじゅうぶんに生かしながらも、甘くなりすぎず、後味に爽快感があり
香りが抑えられてクセがないため、様々な料理に合わせやすい万能タイプ!
合わせる料理:冷奴、茶碗蒸し、〜ポン酢、おでん、寄せ鍋、鮎の塩焼き
個人的にオススメの日本酒3選
醸し人九平次 火と月の間に 山田錦
飲み方のオススメはぬる燗(40度前後)果実の様な甘みと酒質のバランスが綺麗に感じられる
また、特徴的な酸、旨味を熱燗にすることにより柔らかさ、ふくよかな丸みが現れます
合わせるオススメの料理は、蔵元からア・ラカルボナーラと記載があり一緒にいただいたところ
非常に美味しかったのでオススメのマリアージュです。
宝剣(ほうけん) 純米 廣島八反錦
味わいは辛口でシャープ、米の旨味の余韻もあります。
広島の仁方という港町で作られてることもあり海鮮系との相性がGOOD!
特に白身魚のお刺身や寄せ鍋とは相性抜群です
酔鯨(すいげい) 特別純米酒
鯨のパッケージが目をひく日本酒です!
冷やから燗まで幅広く楽しめるお酒で、
10~15℃でふくらみのある旨みとフレッシュな酸味が現れ、口当たりが良くなり
40~45℃の辺りで全体の味わいが調和し、コクと余韻をお楽しみ頂けます
少し酸味が感じられる後味は、特に天ぷらなど油を使った料理との相性GOOD
和食料理の他、中華料理屋洋食とも合い、食中酒に最適です。
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